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インドネシアと言えばマンデリンが有名ですが、マンデリンとは、スマトラ島の北スマトラ州とアチェ州の一部地域を除いた場所で栽培されたアラビカ種のコーヒー豆のことを言います。
このコーヒー豆は、スマトラ島ではなく、カリマンタン島を挟んだ東にあるスラウェシ島産のコーヒー豆になります。
スラウェシ島最高峰のグヌン・ラティモジョン(標高3478m)の山麓、標高1200~1800mの西側斜面で小規模農家によって栽培されたものです。
彼らはコーヒーチェリー(コーヒーの木の実)を収穫すると、実の果皮果肉を除去して水で洗い、短期間初期乾燥を行います。そして、このウェットパーチメントと呼ばれる状態の豆を地元のコレクターへ販売します。
「コレクター」とは、パーチメントの脱殻や最終乾燥を手掛ける仲買人のことで、彼らがつながりのある地元の農家からウェットパーチメントを買い付け、最終精選所・輸出業者へ販売しています。
インドネシアのコーヒーは非常に長い歴史を持つ中で、コレクターを仲介する独自の流通形態やこれによるウェットハル(スマトラ式)と呼ばれる独自の生産処理プロセスを持っています。
収穫したコーヒーの木の実の主な処理方法は4種類で、簡単に説明すると次のような手順となります。
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■ウェットハル(スマトラ式)■
コーヒーの実の果皮と果肉を取る。
↓
そのまま一晩置き、その後初期乾燥する(ウェットパーチメントにする)。
↓
まだ乾燥しきっていない状態の豆(ウェットパーチメント)から殻(パーチメント)を取り除く。
↓
乾燥させる。
↓
生豆
■ウォッシュド■
コーヒーの実の果皮と果肉を取る。
↓
タネの回りにミューシレージ(ヌルヌルした粘液質)を付けたまま水につけ、微生物の力(発酵)でミューシレージを分解した後に洗い流して取り除く。
↓
水から出して乾燥。
↓
乾燥したものから殻(パーチメント)を取り除く。
↓
生豆
■パルプドナチュラル(ハニープロセス含む)■
コーヒーの実の果皮と果肉を取る。
↓
タネの回りにミューシレージが付いたままの状態で乾燥させる。
↓
乾燥したものからミューシレージ部分と殻(パーチメント)を取り除く。
↓
生豆
■ナチュラル■
コーヒーの実をそのまま乾燥させる。
↓
乾燥後、カラカラに乾いた果皮と果肉、殻(パーチメント)を取り除く。
↓
生豆
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世界では、主にウォッシュドが多い処理方法ですが、水があまりない(使えない)場所、あるいは香味作りのためにナチュラルもよく行われています。
インドネシアのウェットハルは、インドネシアの多くの地域で長く続いているシステムです。地元に根付いたコレクターたちは、各地域のすばらしいコーヒーの情報を持ち、小規模農家と輸出業者をつなげる大きな役割を果たしています。
この「スラウェシ ラティモジョン ウェットハル」は、ビタン、アラ、ママサ、ラティモジョン、ロドロドの5つの地域の農家やコレクターからウェットパーチメントを買い付け、エンレカン地区バロコに拠点を持つ脱殻、乾燥場・精選所でまとめて処理しています。
これによって、ウェットパーチメント以降の各処理工程での水分値や乾燥状態は均一化され、ロットの一貫性や地域トレサビリティの確保、クリーンで安定した 品質を生み出しています。
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【豆の情報】
生産国:インドネシア
産地:スラウェシ島ラティモジョン山麓
生産者:ビタン、アラ、ママサ、ラティモジョン、ロドロドの小規模農家
栽培地標高:1200~1800m
栽培品種:Lini S-795、ティピカ
精選方法:ウェットハル(スマトラ式)
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<深煎り>
【香味について】
・ほど良い苦みと甘み
・ほのかにカカオ、すっきりしたハーブの印象と発酵感
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