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【ニカラグア】マタガルパ ママミナ農園 カツーラ(中煎り) 100g
¥820
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- 1908年からニカラグアでコーヒー農園をスタートさせたミエリッシュ家。現在ではニカラグアで11農園、ホンジュラスで3農園を経営しています。以前当店で販売していたホンジュラスのセロ・アスール農園もミエリッシュ家の農園です。 ママミナ農園は、ニカラグアの首都マナグアの北方約130キロメートルの場所にあるエル・アレナル自然保護区内に位置します。2012年にミエリッシュ家が古い農園を買い取り、栽培を始めました。 花がたくさん植えられている美しい農園で、カツーラのほかにもパカマラ、ジャバニカ、オレンジブルボンなどが栽培されています。 農園のある地域は、霧の発生が多いというユニークな気候のため日照が少なく、コーヒーの木を直射日光から守るためのシェードツリーはほとんど必要ありません。 そのような気候と標高もあって平均気温も低くなるため、コーヒーの実の熟成がゆっくり進み、質の高いコーヒーが育ちます。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ニカラグア 産地:マタガルパ県エル・アレナル 生産者:ママミナ農園 栽培地標高:1275~1400m 栽培品種:カツーラ 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・ほのかな酸味はリンゴのような印象 ・黒糖を感じさせる甘み ・少しナッツのような印象
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【グアテマラ】オリエンテSHB ナチュラル(中深煎り)100g
¥820
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- オリエンテとは、スペイン語で“東”を意味する言葉です。 この豆の産地がグアテマラ東部にあるハラパ県マタケスクイントラやサンタローサ県アヤルサの周辺地域となっていることから商品名になっています。 SHBとは、グアテマラのコーヒー豆の等級で、標高1300m以上で栽培されたことを示すものです。 ナチュラルとは、コーヒーの木の実(チェリー)をコーヒー生豆に処理する際の精選方法を意味しており、非水洗式とも呼ばれます。木の実をそのまま乾燥させ、乾燥後に果皮を除去して生豆にします。 果皮をつけたまま乾燥させるため、その糖分をえさに微生物による発酵が行われ、独特の香味が生まれます。 この豆は、チェリーの処理場をオリエンテに持つ輸出会社が仲買人を通さずにチェリーを直接農家から買い付けているため、完熟果実のみの高品質な原料を使用しています。 写真で男性が持っているのが、摘みたてのチェリーです。言葉通りサクランボのような果実です。その次の写真が乾燥場で、そこに広げているところです。その次の写真のように、均等に広げます。全体が乾燥するように、時々攪拌します。そして最終的には最後の写真のように、乾燥してカラカラになって黒くなります。 当店では乾燥したチェリーを保存していますので、ご覧になりたい方は店主にお尋ねください。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:グアテマラ 産地:東部のマタケスクイントラやアヤルサ地区等 生産者:地域の小規模農家 栽培地標高:1500~1650m 栽培品種:カツーラ、ブルボンなど 精選方法:ナチュラル ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・苦み、酸味はほとんど感じられない ・ほのかな発酵感とアルコール感 ・赤系ブドウ、メロンを感じさせるフルーツ感
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【エチオピア】イルガチェフG1 コンガ農協(中煎り) 100g
¥850
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- ★仕入れの都合により10月頃までは、「G1グレード品でフェアトレード認証を取得していない」コーヒー豆になります。 イルガチェフ地区でコーヒーの生産が始まったのは1950年代。イルガチェフは、エチオピアのコーヒー生産の歴史の中では比較的新しい生産地になります。 しかし、紅茶にも似た特徴的なフレーバーとワインにも感じられるフル・ボディーのカップ評価から、このイルガチェフのコーヒーは欧米のスペシャルティコーヒー市場で高い人気を博していきました。今日では、需要が多く仕入れが難しいコーヒー豆のひとつになっていますが、あえて生産エリアを広げることなく限られた生産エリアで栽培されています。 コンガ農協では、基本的にグレード2(G2)が生産されてきました。ナチュラルG1や今回のウォッシュドG1は、日本の生豆輸入会社のオーダーによって生産されています。 このグレードは、300gの生豆中の欠点数(含まれている欠点豆の数だけでなく、欠点豆と異物の種類や大きさによって点数が異なる)によって分けられ、輸出されているのはG1~G5までです。グレードの数が小さいほど欠点数が少ない豆になります。 コンガ農協のウォッシングステーション(コーヒーの実を処理、乾燥させる施設)のマネージメントチームのレベルは高く、またイルガチェフコーヒー生産者組合の農民との結びつきも強いため、品質に対する意思共有がとれており、品質の高いコーヒー豆が生産されています。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:エチオピア 産地:南エチオピア州ゲデオ県イルガチェフ郡 コンガ農協周辺地域 生産者:地域の小規模農家 栽培地標高:~2500m 品種:在来種 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・紅茶のような印象に華やかさ、ほのかにハーブ感 ・ほのかな甘み ・後味にはかんきつ系のすっきりした酸味
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【ルワンダ】コプロカWS ブルボン(中煎り) 100g
¥760
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- ルワンダにコーヒーが持ち込まれたのは1900年代初頭。ドイツ人宣教師の手によるものでしたが、そこからコーヒー栽培は農家の間に広がり、重要な収入源となりました。今では40万戸ほどの農家がコーヒーを栽培して収入を得ています。 1994年のルワンダ大虐殺によってコーヒーの生産量は一時激減しましたが、近年は30万袋前後の生産量にまで回復しています。 欧米の援助もあり、コーヒー豆の品質は徐々に上がり、2008年からはCup of Excellenceというコーヒー豆の国内コンテストも行われています。 こちらのロットは、毎年輸出会社と一緒に地域の品質の高い豆を選んで輸入しており、今年も昨年に続きコプロカ・ウォッシングステーション(WS)のロットになりました。 コプロカWSでは、現地でしっかり管理されて栽培されたコーヒーの木の実を集めて、次のような処理を行っています。 ・果肉除去(コーヒーの木の実の外皮と果肉をとる) ・ミューシレージ除去(機械や水を入れた発酵槽を使用して、タネの周囲についている粘着質を除去する) ・水洗(水洗いと比重選別) ・乾燥(地面の上ではなく、風通しが良い棚を作ってその上に載せて天日乾燥) ・ハンドピック(目視で手作業で異物除去) ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ルワンダ 産地:西部ニャマシェケ地区 生産者:コプロカウォッシングステーション周辺の農家約1000軒 栽培地標高:1700~1900m 栽培品種:ブルボン 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・かんきつ系の酸味 ・ドライフルーツのようなコク ・後味には黒糖感のある甘酸っぱさ
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【エチオピア】イルガチェフG2 コンガ農協 フェアトレード(中煎り) 100g
¥850
SOLD OUT
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- コーヒーの木の原産国、エチオピア。この国では古くからコーヒーが日本でのお茶のように飲まれ、コーヒーセレモニー(4枚目の写真)は昔から日常の光景です。 エチオピアにはいくつかのコーヒー産地がありますが、ブランドと言っても良いくらいの知名度を誇るイルガチェフ。そのイルガチェフの27の農協が所属するのが、イルガチェフコーヒー生産者組合(YCFCU)です。 このコーヒー豆は、YCFCU所属農協の中でも品質に定評があるコンガ農協が生産したものです。 高品質の主な理由は2つ。コーヒーの木の実を処理するウォッシングステーションの管理チームのレベルが高いこと。そして、組合と農民との結びつきが強く、品質に対する意思が共有されていることです。このことによって、イルガチェフが持つ紅茶にも似たフレーバーをはじめ、独特の風味特性が豊かに表現されています。 そしてフェアトレード認証は、生産者が継続してコーヒー栽培に携われるよう、買い取り価格の保証と生産者の地域コミュニティ開発への支援が行われている証となります。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:エチオピア 産地:南エチオピア州ゲデオ県イルガチェフ郡コンガ農協周辺地域 生産者:地域の小規模生産農家 栽培地標高:1800~2350m 栽培品種:在来種 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・紅茶のような印象に華やかな香味 ・ほのかな甘みとスパイス感 ・後味には柑橘系のすっきりした酸味
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【東ティモール】レテフォホ ラカウ2村(中深煎り)100g
¥740
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- 村の名前となっているラカウは、LACAUと呼ばれていた伝統的な家(Umalisan)の名前が由来となっています。 ピースウインズ・ジャパン(*)の支援事業に2003年から参加しているメンバーが中心となって活動する村で、古くから事業に参加しているメンバーが他のメンバーをまとめ、集落が一丸となって品質向上を目指しています。特にコーヒーの木の実の塾度はすばらしく、大きな実が目立ちます。 2005年の栽培指導でモクマオウが土壌を肥沃にする働きがあることを学んで以来、提供されたモクマオウからタネ取りと植樹を続けています。 集落には水タンクがありますが、これはピースウインズ・ジャパンによって整備されたもので、その水は衛生的な飲料水の供給だけでなく、生活用水や野菜栽培にも利用されています。 コーヒーの木の実の果皮をコンポストにして育てられた野菜は、市場で販売して農民の貴重な収入源にもなっています。 *特定非営利活動法人ピースウインズ・ジャパンは、20年以上前から東ティモールのレテフォホで、コーヒーの栽培指導や地域への支援活動を行っている団体で、現地で生産されたコーヒー豆の輸出も行っています。当店の東ティモールの生豆は、ピースウインズ・ジャパンから仕入れています。 ---------------------------------------- 生産国:東ティモール 産地:エルメラ県レテフォホ ラカウ2村 生産者:村内の15の農家 栽培地標高:約1500m 品種:ティピカほか在来種 精選方法:ウォッシュド ※日本の「有機JAS認証」、ヨーロッパの有機認証「ユーロリーフ認証」、アメリカの有機認証「USDA認証」を取得した生豆を使用しています。 ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・酸味はほとんど感じられない ・ほのかな苦みと栗のような甘み ・すっきりした後味に甘みとほのかなフルーツ感
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【ブラジル】ベラビスタ農園 ドライオンツリー ブルボンアマレロ(中深煎り) 100g
¥730
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- ミナスジェライス州では古くからコーヒーの生産が行われており、1850年ごろから栽培が始まったと言われています。 なだらかな丘陵地帯が続くこの州では、大型の収穫機の導入が難しく、小型収穫機や手摘みで収穫が行われています。 標高は750~1350mと、ブラジルの中でも標高が高い地域で、スペシャルティの品質を生み出す優れた土壌と気候を有しています。 ベラビスタ農園のあるネポヌセーノは、リオデジャネイロ、サンパウロのどちらの都市からも約300kmあまりです。 1923年に開園し、当初は放牧がメインの農園でしたが、その後すぐにコーヒー栽培へと転換し、現在は3代目のアントニオさんが引き継いでいます。 アントニオさんは、先代から農園を引き継ぐ前にラブラス農業大学の農学者パウロ・デ・ソウサ教授に農学の一般的な知識技術、コーヒー栽培を徹底して学びました。 430haにもおよぶコーヒー農園では、環境に配慮した栽培方法を徹底し、各種認証を取得しています。 ドライオンツリーとは、樹上完熟やpassa natural(passa = レーズンの意)とも呼ばれる製法です。通常の収穫方法とは違い、コーヒーの実を樹上で完熟・乾燥させ、見た目がレーズンのように黒ずんだ状態になってから収穫します。こうすることで、コーヒーの木から長く栄養を吸収することができ、しっかりした甘さや果実感を感じられる豆に仕上がります。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ブラジル 産地:ミナスジェライス州ネポヌセーノ 生産者:ベラビスタ農園 栽培地標高:1080m 栽培品種:ブルボンアマレロ 精選方法:ナチュラル(ドライオンツリー) ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・苦みわずかで酸味はほとんど感じられない ・すっきりした甘みとほのかなカカオ感 ・ナッツやアーシー(大地を感じさせる)の印象
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【グアテマラ】アンティグアSHB アゾテア農園 ブルボン(中深煎り) 100g
¥760
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- 1883年開園のアゾテア農園は、アンティグア地区の北部にあります。 長い歴史と伝統を持つ農園ですが、最新の技術の活用にも積極的に取り組んでいます。 農園内に博物館を有し、そこからの収入をコーヒー栽培の研究に投資しています。たとえば、生物学者と協力しながら、異なる栽培方法、有機肥料、シェードツリー(コーヒーの木に日陰を作るために周辺に植える木)、廃棄物処理の研究などに取り組み、高品質なコーヒーの栽培に取組んでいます。環境を考えた次のような取り組みを行っています。 ・シェードツリーを多様化し、動物相の多様化(渡り鳥、その他動物)につなげている ・高い効果を発揮したニンニク、唐辛子、アロエを使った有機殺虫剤、有機殺菌剤を開発 ・水洗処理で発生する汚物(パルプ、粘液質など)からのエタノール精製の研究に着手 ・水洗処理で使用する水は井戸水を使用。使用後の水は回収され、砂が張られた吸収層へ廃棄 ・果肉除去後のパルプは乾燥させ、有機肥料の原料としている ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:グアテマラ 産地:サカテペケス県ホコテナンゴ 生産者:ラ・アゾテア農園 栽培地標高:1600m 栽培品種:ブルボン 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・苦み、酸味はほとんど感じられない ・ほのかにチョコレート感 ・後味にはさわやかなブドウ感にかんきつ系の印象も
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【タンザニア】キゴマ キボー ディープブルーAA(深煎り) 100g
¥770
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- キゴマは、タンザニアの北西部、ダラエスサラームの西、約1600kmに位置し、タンガニーカ湖に面しています。タンガニーカ湖をはさんで、西はコンゴ民主共和国、北にはブルンジがあります。 ディープブルーという名前は商品名で、タンガニーカ湖の青い湖面にちなんで名付けられました。 この地域では、数十年前からコーヒー栽培が行われてきましたが、コーヒー相場の価格が低迷した時期に、コーヒー栽培からより収入の高い仕事へ転職する農家が増え、生産量としては不十分な地区でした。 しかし2000年頃から、民間の国際協力団体(NGO) や政府機関がこの地域のコーヒー栽培に力を入れ始め、現在では品質重視の輸出業者(ドーマン社)がそのあとを引き継ぎ、開発を行っています。 同社が再開発を手掛ける理由は、この土壌のポテンシャルの素晴らしさに大きな可能性を感じているためです。コーヒーの栽培に適した「肥沃で柔らかい赤土」が素晴らしいコーヒーを作り出しています。 このディープブルーという商品は、生産者団体を長年にわたって支援、訓練してきたドーマン社が、現地の各CPU(生産者が持ち込むコーヒーの木の実を水洗処理して乾燥まで行う処理場)の豆を毎年カッピング(香味確認)して選んで作り上げている商品です。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:タンザニア 産地:キゴマ州のキゴマ地区 生産者:地区内の農家 栽培地標高:1500m 栽培品種:N39(ルーメスダン×ブルボン)×ブルボン *ルーメスダンはスーダン原産の品種 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <深煎り> 【香味について】 ・ほのかな苦みに赤系ブドウのようなフルーツ感 ・後味にはコクのある甘み
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【ブレンド】ナナセブレンド(深煎り) 100g
¥790
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 次の3種類のコーヒー豆のブレンドです ●メキシコ チアパス カフェインレス(デカフェ) https://geography.thebase.in/items/65809789 ●インドネシア マンデリン トバコ https://geography.thebase.in/items/98584653 ●ブラジル ベラビスタ農園 ドライオンツリー ブルボンアマレロ https://geography.thebase.in/items/113801746 ---------------------------------------- <深煎り> 【香味について】 ・ほど良い苦みとコクのある甘み ・まろやかな印象ですっきりとした甘みの余韻
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【インドネシア】マンデリン トバコ(深煎り)100g
¥820
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- インドネシアのスマトラ島北スマトラ州にあるトバ湖は、ほぼ赤道直下に位置し、南北100km、東西30kmの、世界最大のカルデラ湖です。湖面標高は900mですが、湖の周囲は標高900mから1800mの高原となっており、まさにコーヒー栽培の適地と言えます。 湖からの霧の発生が多く、乾季でも降雨が時折ある気候のため、年間降雨量は2500~3000mmとやや多いですが、これが独特のフレーバーを生む要因かもしれません。 インドネシアにアラビカ種のコーヒーが伝わったのは17世紀末。オランダがインド経由でティピカ種を持ち込み、主にジャワ島、スマトラ島でプランテーション栽培しました。 これはオランダに大きな富をもたらしましたが、20世紀初頭の「さび病」の大流行で、アラビカ種の栽培ができなくなり、ほとんどがロブスタ種へと移行しました。 このとき、わずかにアラビカ種のコーヒーが生き残っていたのが、トバ湖南岸のリントン地区から、さらに南のマンダイリン地区でした。栽培していたのは、同地に住むバタック人の中の一族であるマンダイリン族と言われています。 欧米資本のインドネシアへのコーヒー進出が目立った90年代以降、増産が進みましたが、標高の低い地域ではカチモール系品種が植えられ、それによって独特のボディ感や香りが薄れていったと言われています。 一方、マンデリン「トバコ」のコーヒーは、今なおティピカ系の品種が残っている古くからの産地で栽培されています。栽培標高は1200m以上と高く、トバ湖南岸のリントン地区の豆にこだわって買い付けを行っています。 トバコは、「昔ながらのマンデリン」の香りと苦味、コク、そして重厚なアフターテイストを守った逸品です ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:インドネシア 産地:北スマトラ州リントン地区 生産者:地区内の農家 栽培地標高:1200~1400m 栽培品種:ティピカ他 精選方法:スマトラ式 ---------------------------------------- <深煎り> 【香味について】 ・すっきりとしたグラッシーな(青草のような)苦みと甘み ・後味はハーブ感とさわやかな印象
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【ブラジル】ベラビスタ農園 ドライオンツリー ブルボンアマレロ(深煎り) 100g
¥730
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- ミナスジェライス州では古くからコーヒーの生産が行われており、1850年ごろから栽培が始まったと言われています。 なだらかな丘陵地帯が続くこの州では、大型の収穫機の導入が難しく、小型収穫機や手摘みで収穫が行われています。 標高は750~1350mと、ブラジルの中でも標高が高い地域で、スペシャルティの品質を生み出す優れた土壌と気候を有しています。 ベラビスタ農園のあるネポヌセーノは、リオデジャネイロ、サンパウロのどちらの都市からも約300kmあまりです。 1923年に開園し、当初は放牧がメインの農園でしたが、その後すぐにコーヒー栽培へと転換し、現在は3代目のアントニオさんが引き継いでいます。 アントニオさんは、先代から農園を引き継ぐ前にラブラス農業大学の農学者パウロ・デ・ソウサ教授に農学の一般的な知識技術、コーヒー栽培を徹底して学びました。 430haにもおよぶコーヒー農園では、環境に配慮した栽培方法を徹底し、各種認証を取得しています。 ドライオンツリーとは、樹上完熟やpassa natural(passa = レーズンの意)とも呼ばれる製法です。通常の収穫方法とは違い、コーヒーの実を樹上で完熟・乾燥させ、見た目がレーズンのように黒ずんだ状態になってから収穫します。こうすることで、コーヒーの木から長く栄養を吸収することができ、しっかりした甘さや果実感を感じられる豆に仕上がります。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ブラジル 産地:ミナスジェライス州ネポヌセーノ 生産者:ベラビスタ農園 栽培地標高:1080m 栽培品種:ブルボンアマレロ 精選方法:ナチュラル(ドライオンツリー) ---------------------------------------- <深煎り> 【香味について】 ・ほど良い苦みとカカオ感 ・ナッツやアーシー(大地を感じさせる)の印象 ・後味はすっきりで甘みの余韻が続く