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【台湾】長日(チャンリー) ティピカ ウォッシュド(中深煎り)<50g>
¥900
※お買い上げ個数が1個あるいは2個の場合は100g袋1個、3個あるいは4個の場合は200g袋1個、5個あるいは6個の場合は300g袋1個、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- 國村珈琲農園の名前は、現オーナーの張智閔氏の父、張水勝氏が名付けました。19年前に夫妻でコーヒー農園を始めた際に、水勝氏の父(智閔氏の祖父)の名前である國村からとったそうです。 水勝氏は、雲林県古坑からコーヒーの木を導入し、農園のある彰化の八卦山で19年にわたり研究を重ねてコーヒーを育ててきました。そして近年、智閔氏と弟の張智凱氏が帰郷し、父が長年手塩に掛けてきたコーヒー事業を引き継ぎました。 現在、智凱氏は父と共に農園管理を担当し、智閔氏は妻の陳莉珍女氏と共に、コーヒーショップ、マーケティング、商品開発などを担当しています。夫婦で珈琲品鑑師という資格も取得したそうです。 コーヒーのブランド名である「長日珈琲」は、まさに張家の家族全員で作り上げているブランドです。 「長日」の由来は、苗字が“張”である事と、標高が低いため“長い時間お日様に照らされている”ということから命名されました。 日照時間が長いため、コーヒーの木の花びらは他の農園よりも大きく香りが強いそうです。この日照時間は、コーヒーの香りの豊かさにもつながっています。また、日照時間が長いためコーヒー豆の乾燥は完全天日乾燥となっており、ガスや電気を使用しないためCO2削減にもなっています。 コーヒーの木を育てる生態系のバランスには配慮し、有機肥料はコーヒーの出し殻を処理したものを使用し、施肥は最低年4回。収穫後の2月には毎年枝の剪定を行っています。 除草剤も化学薬剤は使わず、酵素式除草液という果物の皮に砂糖を加えて発酵させたものを使用しています。 コーヒー豆の生産に加え、コーヒーのすべてを使って無駄にしないようにと、コーヒーを淹れた出し殻で蚊取り線香やお香を作ったり、コーヒー実の果皮や葉を使ったお茶の製造も行っています。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:台湾 産地:中西部の彰化県八卦山 生産者:國村珈琲農園 栽培地標高:100~300m 栽培品種:ティピカ 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・苦み、酸味はほとんどない ・香ばしく甘い香りと栗のような甘み ・後味にはほのかなピーチ、ベリー感がありすっきりした印象
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【タンザニア】キゴマ キボー ディープブルーAA(深煎り) 100g
¥700
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- キゴマは、タンザニアの北西部、ダラエスサラームの西、約1600kmに位置し、タンガニーカ湖に面しています。タンガニーカ湖をはさんで、西はコンゴ民主共和国、北にはブルンジがあります。 ディープブルーという名前は商品名で、タンガニーカ湖の青い湖面にちなんで名付けられました。 この地域では、数十年前からコーヒー栽培が行われてきましたが、コーヒー相場の価格が低迷した時期に、コーヒー栽培からより収入の高い仕事へ転職する農家が増え、生産量としては不十分な地区でした。 しかし2000年頃から、民間の国際協力団体(NGO) や政府機関がこの地域のコーヒー栽培に力を入れ始め、現在では品質重視の輸出業者(ドーマン社)がそのあとを引き継ぎ、開発を行っています。 同社が再開発を手掛ける理由は、この土壌のポテンシャルの素晴らしさに大きな可能性を感じているためです。コーヒーの栽培に適した「肥沃で柔らかい赤土」が素晴らしいコーヒーを作り出しています。 このディープブルーという商品は、生産者団体を長年にわたって支援、訓練してきたドーマン社が、現地の各CPU(生産者が持ち込むコーヒーの木の実を水洗処理して乾燥まで行う処理場)の豆を毎年カッピング(香味確認)して選んで作り上げている商品です。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:タンザニア 産地:キゴマ州のキゴマ地区 生産者:地区内の農家 栽培地標高:1500m 栽培品種:N39(ルーメスダン×ブルボン)×ブルボン *ルーメスダンはスーダン原産の品種 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <深煎り> 【香味について】 ・ほのかな苦みに赤系ブドウのようなフルーツ感 ・後味にはコクのある甘み
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【エチオピア】イルガチェフG1 ゲルセイ村(中煎り) 100g
¥850
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ★コンガ農協フェアトレードの生豆が再入荷するまでの代替品です ---------------------------------------- 古くから最高級水洗式アラビカの産地として知られていたイルガチェフ。その高い標高と土壌が特有のフレーバーを生み出し、特定産地名として世界的に知られるようになりました。 その中のゲルセイ村では、2ヘクタール未満の小規模な農家が各世帯の庭先でコーヒーの木を栽培しています。直射日光に弱いコーヒーの木を守るため、シェードツリーとしてバナナやアボカド、モモなどさまざまな作物も植えながら、地域の生態系に合った農業を行っています。 このゲルセイ村の生産者をサポートするのが、コーヒー豆の輸出を担うPrimrose社です。同社は、単にコーヒーチェリー(コーヒーの木の実)を農家から購入して輸出するだけでなく、環境、社会、コミュニティ経済も念頭に置き、地元の小規模農家のニーズにあったサポートを継続的に行なっています。 2012年創業のまだ若い会社ですが、イルガチェフ以外の産地でも小規模農家とそのコミュニティの支援をしながら、徹底した品質管理も行っています。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:エチオピア 産地:南部諸民族州ゲデオ県イルガチェフ郡ゲルセイ村 生産者:ゲルセイ村の農家 栽培地標高:2100~2250m 栽培品種:在来種 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・華やかな香りと紅茶のような印象 ・ほのかな甘み ・かんきつ系の明るい酸味
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【ケニア】ムランガ キアンデリAB(中煎り) 100g
¥900
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- ムランガ県は、ケニアの首都ナイロビとアフリカ第二の高峰ケニア山(5199m)の間にあります。この地域は、隣接する県も含めてコーヒーの一大産地となっており、良質なコーヒー豆がつくられる土壌です。 人口およそ100万人のムランガ県では農業が盛んで、特に牛乳とアボガドの生産が多く、政府はコーヒーも含めて農業を幅広く支援しています。 たとえば、乾燥地帯に貯水場をつくる灌漑プロジェクト、農業機械や水タンクを交付する農業開発支援プログラムなど、さまざまな観点で農業支援が行われています。 コーヒーに関しては、コーヒーの苗木や有機肥料、その他農業資材などのための補助金が用意されており、今後のコーヒー生産振興も期待されている地域です。 キアンデリ地区のコーヒー生産ですが、農家がコーヒーの木の実(チェリー)をすべてハンドピック(手作業)で摘み取り、同日中にウェットミル(水洗加工場)に運びこみます。 過熟や未成熟のチェリーや異物等を取り除き、完熟チェリーのみを選別しています。 ウォッシュド加工工程に使用する水は、周辺のきれいな川の水を利用していますが、この水がきれいな状態で持続するよう、環境に配慮している点も特徴的です。 また、水資源を無駄にしないよう、再循環させて複数回使用する工夫もなされています。 そして排水処理も、加工工程で使用した水を貯水用の穴に貯め、時間をかけ土壌に還元させることで水源の汚染を防ぐ等、環境保護にも積極的に取り組んでいます。 こうした生産地での努力によって、生態系はもちろんですが、コーヒー豆の品質と香味の良さも持続可能になっていきます。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ケニア 産地:ムランガ県キアンデリ地区 生産者:キアンデリ処理場に所属する生産者 栽培地標高:約1600~1800m 栽培品種:SL28、SL34、Ruiru11、Batian 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・酸味はかんきつ系、カシス、フルーツトマトのような複雑な印象 ・コクのあるほのかな甘み
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【ルワンダ】コプロカWS ブルボン(中煎り) 100g
¥700
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- ルワンダにコーヒーが持ち込まれたのは1900年代初頭。ドイツ人宣教師の手によるものでしたが、そこからコーヒー栽培は農家の間に広がり、重要な収入源となりました。今では40万戸ほどの農家がコーヒーを栽培して収入を得ています。 1994年のルワンダ大虐殺によってコーヒーの生産量は一時激減しましたが、近年は30万袋前後の生産量にまで回復しています。 欧米の援助もあり、コーヒー豆の品質は徐々に上がり、2008年からはCup of Excellenceというコーヒー豆の国内コンテストも行われています。 こちらのロットは、毎年輸出会社と一緒に地域の品質の高い豆を選んで輸入しており、今年も昨年に続きコプロカ・ウォッシングステーション(WS)のロットになりました。 コプロカWSでは、現地でしっかり管理されて栽培されたコーヒーの木の実を集めて、次のような処理を行っています。 ・果肉除去(コーヒーの木の実の外皮と果肉をとる) ・ミューシレージ除去(機械や水を入れた発酵槽を使用して、タネの周囲についている粘着質を除去する) ・水洗(水洗いと比重選別) ・乾燥(地面の上ではなく、風通しが良い棚を作ってその上に載せて天日乾燥) ・ハンドピック(目視で手作業で異物除去) ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ルワンダ 産地:西部ニャマシェケ地区 生産者:コプロカウォッシングステーション周辺の農家約1000軒 栽培地標高:1700~1900m 栽培品種:ブルボン 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・青リンゴ、ミカンのような酸味 ・ドライフルーツのようなコク ・後味には黒糖感のある甘酸っぱさ
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【エチオピア】イルガチェフG2 コンガ農協 フェアトレード(中煎り) 100g
¥850
SOLD OUT
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- コーヒーの木の原産国、エチオピア。この国では古くからコーヒーが日本でのお茶のように飲まれ、コーヒーセレモニー(4枚目の写真)は昔から日常の光景です。 エチオピアにはいくつかのコーヒー産地がありますが、ブランドと言っても良いくらいの知名度を誇るイルガチェフ。そのイルガチェフの27の農協が所属するのが、イルガチェフコーヒー生産者組合(YCFCU)です。 このコーヒー豆は、YCFCU所属農協の中でも品質に定評があるコンガ農協が生産したものです。 高品質の主な理由は2つ。コーヒーの木の実を処理するウォッシングステーションの管理チームのレベルが高いこと。そして、組合と農民との結びつきが強く、品質に対する意思が共有されていることです。このことによって、イルガチェフが持つ紅茶にも似たフレーバーをはじめ、独特の風味特性が豊かに表現されています。 そしてフェアトレード認証は、生産者が継続してコーヒー栽培に携われるよう、最低買い取り価格の保証と生産者の地域コミュニティ開発への支援が行われている証となります。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:エチオピア 産地:南部諸民族州イルガチェフ地方コンガ農協周辺地域 生産者:地域の小規模生産農家 栽培地標高:1800~2350m 栽培品種:エチオピア原種 精選方法:ウォッシュド ※フェアトレード認証 このコーヒー豆の産地情報は、次のブログ記事をご覧ください http://blog.coffee-geography.com/?eid=151 ---------------------------------------- <中煎り> 【香味について】 ・紅茶のような印象に華やかな香味 ・ほのかな甘み ・後味の酸味は柑橘系フルーツを感じさせる
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【ラオス】シェンクワン ラーンサーン(中深煎り) 100g
¥720
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- シェンクワン県はラオス北部にあります。この地には、500年以上前にラーンサーン王国がありました。その都がラオス観光では有名なルアンパバーンで、この町は街全体が世界遺産に指定されています。 このコーヒー豆の商品名にあるラーンは、ラオスの言葉で「百万」、サーンは「ゾウ」という意味です。つまりラーンサーンは、「百万頭のゾウ」ということになります。 現在シェンクワンでは、約500世帯の農家さんたちが森の中でコーヒーを栽培しているそうです。彼らは、土地の中で樹木と農作物を一緒に栽培し、家畜も育て、生態系や動植物の相互作用を利用しながら農業をするアグロフォレストリーを実践しています。 森に自生する木々をシェードツリー(コーヒーの木に日陰をもたらす樹木)として活用し、そこに住むジャコウネコ、リス、野鳥などの野生動物たちと共生しながらコーヒー栽培を行なっています。 ラオスのコーヒーのほとんどは南部で生産されています。北部でのコーヒー生産はまだめずらしく、この地域でコーヒーの栽培が始まったのは2000年頃。農業開発の一環で、アラビカ種のコーヒー栽培が開始されました。そしてその後、国際協力団体などにより、コーヒーの加工技術などのトレーニングも行われ、栽培、加工とも品質を向上させています。 ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:ラオス 産地:シェンクワン県 生産者:約500世帯の農家 栽培地標高:800~1200m 栽培品種:カティモール 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・酸味、苦みはわずか ・アーモンドとカカオのような印象 ・後味はまろやかでナッツ感とほのかな甘みの印象
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【グアテマラ】アンティグアSHB アゾテア農園 ブルボン(中深煎り) 100g
¥750
※お買い上げ個数が1個の場合は100g袋、2個の場合は200g袋、3個の場合は300g袋、それ以上の場合はこれらの組み合わせでお送りいたします。 ---------------------------------------- 1883年開園のアゾテア農園は、アンティグア地区の北部にあります。 長い歴史と伝統を持つ農園ですが、最新の技術の活用にも積極的に取り組んでいます。 農園内に博物館を有し、そこからの収入をコーヒー栽培の研究に投資しています。たとえば、生物学者と協力しながら、異なる栽培方法、有機肥料、シェードツリー(コーヒーの木に日陰を作るために周辺に植える木)、廃棄物処理の研究などに取り組み、高品質なコーヒーの栽培に取組んでいます。環境を考えた次のような取り組みを行っています。 ・シェードツリーを多様化し、動物相の多様化(渡り鳥、その他動物)につなげている ・高い効果を発揮したニンニク、唐辛子、アロエを使った有機殺虫剤、有機殺菌剤を開発 ・水洗処理で発生する汚物(パルプ、粘液質など)からのエタノール精製の研究に着手 ・水洗処理で使用する水は井戸水を使用。使用後の水は回収され、砂が張られた吸収層へ廃棄 ・果肉除去後のパルプは乾燥させ、有機肥料の原料としている ---------------------------------------- 【豆の情報】 生産国:グアテマラ 産地:サカテペケス県ホコテナンゴ 生産者:ラ・アゾテア農園 栽培地標高:1600m 栽培品種:ブルボン 精選方法:ウォッシュド ---------------------------------------- <中深煎り> 【香味について】 ・苦み、酸味はほとんど感じられない ・ほのかにチョコレート感 ・後味にはさわやかなブドウ感にかんきつ系の印象も