【ミャンマー】アラカン ガペ ボンボ村(中深煎り) 100g
¥700 税込
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ミャンマー西部に位置するアラカン山脈は、インド、バングラデシュとの国境近くに950km以上にわたって連なる大きな山脈です。その最高峰は標高3053mのビクトリア山(現地名ではナマタン山)で、ミャンマーで3番目に高い山です。
この山脈は稀少な動物の宝庫で、中でも絶滅危惧種となっているニシフーロックテナガザルの世界有数の生息地です。そのほかにもセンザンコウ、レッドセロー、アカオオカミ、ホーンビル(犀鳥、サイチョウ)など、稀少な動物が生息しています。
しかし山の斜面では、陸稲という稲作を行うために過度な焼き畑が行われてしまい、生態系の破壊が進んでおり、これらの動物だけでなく、人々の将来の暮らしにも影響を与えかねません。
そこで海ノ向こうコーヒー(日本の生豆輸入会社)、ジーニアスコーヒー(ミャンマーの生豆輸出会社)、現地農家、Fauna Flora International(FFI:イギリスの自然保護NGO)が協力し、森林保全活動プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトは、焼き畑の代わりにアグロフォレストリーによる持続可能なコーヒー栽培を推進し、それによって安定的な収入を得られるようにすることを目標にしています。そうなれば、動物を含む生態系を守り、人々の暮らしも守ることができます。
ジーニアスコーヒーを通じ、生豆1kgあたり25セントが農家とNGOに寄付されます。2022年度は、海ノ向こうコーヒー販売分約2トン分から525ドルが寄付されました。
FFIは現地スタッフを通じ、コーヒー栽培に関する技術トレーニング、コーヒーの苗木配布支援、自然環境の状態をチェックするための研修などを農家に行っています。
ガペでは、2022年1月にマイクロミル(コーヒーの木の実を処理する小規模精選所)が建設されて加工が始まりましたが、昨年はまだ水洗式用の発酵槽(3枚目の画像)ができておらず、ウォッシュドのコーヒーを作ることができませんでした。しかし今期はいよいよ設備が整い精製がスタートし、このコーヒー豆が届きました。
収穫したコーヒーチェリー(コーヒーの木の実)は洗浄され、パルパーという機械に入れられて皮がむかれ、その際に未成熟豆の選別も行われます。その後、水を張った発酵槽に入れられてミューシレージ(コーヒーの木の実のタネの周囲に付いている粘着質)を取り除きます。
こうやってできあがったパーチメント(コーヒー生豆が米の籾殻のような殻で覆われた状態)は、ビニールハウス内で手作業で撹拌を繰り返しながらゆっくりと乾燥を行います。
できたばかりのマイクロミルですが、丁寧な仕事ぶりで今後もさらなる品質向上が期待できそうです。
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【豆の情報】
生産国:ミャンマー
産地:マンダレー ガペ ボンボ村(Asho Chin Coffee Association)
生産者:ボンボ村の生産者50世帯
栽培地標高:1100~1400m
栽培品種:カツアイ、カツーラ、カティモール
精選方法:ウォッシュド
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<中深煎り>
【香味について】
・酸味、苦みはわずか
・香ばしいアーモンドのような香り
・後味には甘みとリンゴのようなほのかな酸味ですっきり
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